とことこトレイン

装飾トンネルや美しい季節の景観を堪能できる遊覧車。

錦川清流線錦町駅からそうづ峡温泉までの約6キロ間を、鉄道が走る予定だった跡地を利用して走る観光用のトロッコ遊覧車。

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光る蛍光石で装飾がされたトンネル『きらら夢トンネル』内は、幻想的な世界が楽しめる。約40分間、ゆったりした速度で走行するため、自然の景色を堪能できる。

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錦町からそうづ峡温泉までを、景色を楽しみながらゆっくりとつないでいる。

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昭和42年頃、山口線の日原駅とつなげる予定でトンネル工事を始めたが、昭和55年に国鉄再建の煽りを受け工事半ばで中断となり、結局そのままトンネルは使われることが無くなったため、そのまま放置されることとなった。平成13年頃に、観光の目的で錦川清流線終点の錦町駅からそうづ峡温泉まで乗り物でつなげたいという提案が持ち上がり、国鉄清算事業団から無償譲渡を受けることに。

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これにより、平成14年から錦川鉄道により観光遊覧車『とことこトレイン』の運行を開始。開業当初は、山口県で開催された『山口きらら博』会場内で園内遊覧車を使用していたが、老朽化により平成21年に車両を更新。愛知県で開催された『愛・地球博』会場内で使われていた電気自動車『グローバルトラム』を譲り受け、現在もこの2代目『とことこトレイン』が活躍している。
『愛・地球博』では5台の『グローバルトラム』が活躍していたが、現在この『とことこトレイン』2台以外では博多の観光施設ベイサイドプレイスでも使われている。

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壁画のあるトンネルの長さは1.8キロ、そうづ峡温泉まで走行路の全長は6キロ超ある。トンネル内の平均気温は17度前後なので、夏は涼しく冬は暖かく感じる。壁画が連なっている区間は600メートル以上ある。

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デザインは平成15年~16年にかけ整備され、錦町の地元の方から一般公募されたものや、山口芸術短期大学の卒業制作や山口県立大学美術部がデザインした大掛かりな作品などが展示されている。壁画に使用されているのはブラックライトにあてることで色を発する特殊な石を使用。大きさや形も多種多様にあるのでデザイン用途に合わせて使い分けている。

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白い石にブラックライトをあてると美しい色を発する。

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<錦川鉄道 鉄道部 ・杉原さん>

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トンネルを抜けた後、道中には桜並木が続く箇所があるため、春先は行楽客でにぎわいます。清流線祭り(不定期開催)の際はこのトンネルを開放しているため、歩いて入場することができます。

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(通常は不可)夏休み中は『夕涼み列車』というイベントがあり、お弁当付きでトンネルにも入場できるのでおすすめですよ。

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トンネルの壁画中央付近にはお酒の保管庫が設置されており、約5年ほど寝かせている地酒があります。これは2012年の清流線祭りの際に設置されたもので、購入された皆さんがお酒のビンにメッセージを書いて、一定の気温を保てるトンネル内で寝かせているものです。錦町老舗酒蔵の地酒『金雀』というお酒です。

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※運転日注意 土・日・祝(冬期は車両点検のため運休)春休み・夏休み期間は毎日運行