萩市 世界遺産

③恵美須ヶ鼻造船所跡

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洋式軍艦の建造に先駆的な役割をはたした造船所

萩藩が、安政3年(1856年)に設けた造船所の遺跡で、幕末に「丙辰丸」「庚申丸」という2隻の西洋式帆船を建造した。丙辰丸はロシアの技術、庚申丸はオランダの技術が用いられており、このように2つの異なる技術による造船が1つの造船所で行った例は他にないこと、また幕末に建設された帆船の造船所で唯一遺構が確認できる造船所であることが評価された。

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■丙辰丸(へいしんまる)

全長25m、安政3年(1856年)進水
藩の主力艦として海軍の練習と
国産交易に利用された。

■庚申丸(こうしんまる)

全長44m、万延元年(1860年)進水
文久3年(1863年)5月、下関海峡で
米商船ペンブローク号に砲撃。
翌月、米ワイオミング号の報復攻撃に
より撃沈。