山口市阿東

MY COLOR 7/24号/~7/31号 カバーフェイス(vol.402~403)

やりがいと楽しさを感じる天職!

【マイカラーで表紙を飾ってくれた、船方農場のスタッフさんをご紹介】

【坂本雄也(さかもとゆうや)さん】

<この仕事をはじめたきっかけは?>

もともと祖父の代からはじまり、現在は父がこの船方農場を経営していますので、いずれは自分があとを継ぎたいという想いもあって、働かせてもらっています。高校生くらいまでは、現場に立ち寄ることもなく牛の世話など全く手伝いなどしたことがなくて、この仕事に対してもまったく興味がありませんでした。しっかり勉強して大学にいって、将来は公務員を目指していたくらいです。高校卒業後は山口大学の工学部に進学したのですが、夏休みなど長期休暇の間は時間もあったので、農場の手伝いをする機会も何度かあり、徐々に現場に入るようになりました。手伝っているうちに、実際に働いてみるとイメージとはだいぶ違って楽しかったし、やりがいと面白さに気づきはじめ、いつしかこの仕事にのめり込んでいきました。そのことがきっかけというか、自分にとっては転機となり、もっと酪農のことを学びたいと思い始め、思い切って山大から岡山の酪農専門学校に編入する決断をしました。それからは酪農のことをたくさん勉強し、今はこうして現場で働かせてもらっているという状況です。

<この仕事のやりがいは何ですか?>

普段仕事で行ったことの結果がすべて、牛の様子に反映されます。例えばちょっとしたミスでえさの分量を間違えたために、体調が崩れ病死させてしまったり・・・牛たちはとてもデリケートな動物なんです。調子の悪さに気付けなかったりして、周りの他の牛全体にも病気が伝染してしまい数頭死なせてしまったなんてことも過去にはありました。ちょっとしたミスで大参事になるので、最初のうちはめちゃくちゃへこむことが多かったです。でも自分が日ごろから注意することで、牛たちもその気持ちに応えてくれるような感覚があります。誕生の瞬間には助産にも立ち合わせてもらったりします。そういった時には感動も味わえますし、立派に育って行く姿を見守れることにやりがいを感じます。

<この仕事で大変だと感じることは?>

特に夏場の飼育や管理はとても大変です。牛たちは暑さに弱いので熱射病や脱水症状などには特に注意して見てあげないとすぐ病気になってしまいますから。この時期は毎年現場の空気もかなりピリつきますね。冬場は逆に牛たちが寒さに強いので、わりと大丈夫なんですけど逆に働く人間側は極寒の中で作業をしないといけないので辛いことが多いですね。

<日ごろ業務で気を付けていることは?>

朝、牛舎に入る時に違和感がないかなど、ちょっとした変化に気づけるように気を付けています。よくあるのが、水飲み場の場所に糞尿がはいってしまうと、汚れて水が飲めなくなってしまうため、困惑して牛舎内をうろうろ徘徊したりと、日ごろとは違う変な動きをしていることがあるんです。そういったちょっとした変化や違いに気づけるかどうかは大切なポイントですね。臭いやえさの残り具合などもちゃんと毎日こまめにチェックしてみています。

<ご自身にとってこの仕事はどんな存在ですか?>

この仕事はとても大変です。きついイメージがあると思いますけど、まさにその通りです。楽で簡単という業務は全くないです。生き物・命を扱う仕事ということもあるので一筋縄ではいかないことばかりですね。でもプラスになることのほうが圧倒的多く、いろんな見る目を養えたり、生きていく為の姿勢など、人として大切な何かを動物から教わることがたくさんあります。他の仕事ではこういった経験は得られないと思うので、僕にとってはこれが天職だと感じています。牛舎をきれいにしておかないと牛たちは病気になってしまいます。同じように僕も身の周りが汚れていると、心が乱れていたりしますし、何かとリンクする部分が多いと気づかされることが多々あります。人間性だったり物事に取り組む姿勢など、メンタル的な要素が強いですけど、仕事を通じて感覚的に本来の人間味だったり、自分自身の本質を取り戻させてくれます。

<どんな人がこの仕事にむいていると思いますか?>

あえて「牛が好きじゃない」という方のほうが意外といいかもしれません。動物などが好きすぎる方だと、色んな光景を目の当たりにすることは逆に辛いかもです。本来の家畜や製品としてしっかり飼育してあげるという考え方をもって接してあげるほうがかえって良いのではと思いますね。製品として機能しない牛は処分されるなど苦しい決断を強いられるシーンも多々あります。過去にもスタッフの中で実際にかわいそうという感情移入が強すぎて、そういった決断に耐えられなかったという方もいました。僕らはこれで生活させてもらってるということをちゃんと理解して受け入れる考え方も大事です。代わりに儲けさせてもらった分は健康に良いサプリや良質なえさを導入して牛たちに還元してあげればいいですしね。ある程度そういった境界線を保てるような方がこの仕事には向いているのかもしれません。

Cover Face vol.10

垣村 直樹さん

山口市出身の19歳。身長180cmの長身と恵まれた体格を生かし学生時代はラグビーに明け暮れる日々を送っていたそう。現在はバイクが趣味とのことで、愛車はYAMAHA SR400。近々、大型二輪の免許取得を目標にされている。仕事では山口市のアパレル・セレクトショップ『mambo』にて、販売スタッフとして活躍中。

船方農場(みるくたうん)

ファミリーやカップルに、また、お一人でのぶらり散策地にオススメ!

■施設概要について

山口市阿東徳佐下にある観光牧場。母体は1969年設立の船方総合農場。「農業基盤のない青年でも、農村で生き残れる手段を提供する場」を目指し、商業的な酪農経営・稲作経営を行う一方で、1984年に都市と農村の交流を目指した観光牧場を開設する。

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1990年には中小企業等協同組合法に基づく事業協同組合(農業協同組合の要素を含む)である「みどりの風協同組合」を設立し、みるくたうん(ソーセージ、乳製品等の製造販売)、グリーンヒルアトー(都市と農村の交流イベントの企画運営など)と連携して農場の一体的運営を行っている。

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現在、農場で働いている従業員さんは社員・パート合わせて約50名以上とのこと。

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日々、園内の管理や船方牛の飼育、乳製品などオリジナル商品の加工など行われている。

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■オススメの遊び

アクティビティの『ワイバイク』。これは草原の坂道からこれにまたがって下ってくるという、そりのような遊びができる。小学生などお子さんから大人まで楽しめる。

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体をしっかり預けるように乗ると意外とスピードに乗って疾走感を楽しめる!

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垣村さんも陽気に、何度も坂を滑走中!

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■様々なアクティビティ

その他にも同じ草原敷地内にある坂の上に大型のブランコも設置。まるでハイジにでもなった気分を楽しめるかも?

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地面からの高さは結構あるのでスリル満点!

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■オススメの人気メニュー!
船方牛 『満喫セット』
(写真は3人前)

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施設にある備え付けの炭火のバーベキューコンロで焼肉を堪能できる。

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農場で飼育された船方牛のバーベキューを場内で楽しむことができる。お肉は厳選された部位で焼肉に適した赤身と脂身のバランスが良いため、「とろけるような口当たりが美味」だと大好評!

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「うますぎて箸がとまりません!」

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「天気の良い日に外でバーベキュー、最高です!」

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■オススメのスイーツ!

濃厚な味わいが絶品!船方農場オリジナルのソフトクリームが人気。

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バーベキューでの焼肉のあとのデザートにもぴったり!

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■お土産など

チーズやバターなどの乳製品をはじめ、ソーセージやお肉の加工品など、船方農場オリジナルの商品も充実している。

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オリジナルベーコンもオススメとのこと。

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■園内の見学が可能

乳牛と肉牛と牛舎は分けられており農場の管理のもとで飼育されている。肉牛は少し気性が荒いためあまり近づけないが乳牛はおとなしく、かなり間近で観ることができる。学生の農場体験などでも利用されているそう。

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※この日は特別に近くで撮影をさせていただきました。

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乳牛は比較的おとなしい正確なので、結構近づくこともできる。

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牛のえさは主に牧草を与えているのだが、一旦白いロールでまいて、中で乳酸発酵させることで、下痢を防ぐ効果があるのだそう。※2個積み重ねると180cm(垣村さんの身長)以上の高さで積み上がっており、この牧草ロールが大量に敷地内に置いてある。

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こちらにあるシクラメンの数は大きい6寸やガーデンシクラメンを合わせて約34000鉢ほど。

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赤・白・ピンクなど色とりどりの種類がある。今がまさに旬の花と言える。

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『ガーデンシクラメン』という品種で家庭でも気軽にガーデニングが楽しめるもの。

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■オススメ!シャーベット作り体験
敷地内に乳製品(瓶入り牛乳、紙パック牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)、食肉加工の工場があり、一般の方も見学できる。その他には体験室があり、バターやウインナー、シャーベット作りの体験ができる(予約制、有料)

そこで今回は・・・垣村さんがシャーベット作りを実際に体験!!

1.コーヒー牛乳で作るシャーベット。甘さ控えめの自社商品なので、砂糖を100g加え甘味を追加。

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担当スタッフの漁田さん指導のもと、きっちりと軽量する垣村さん。

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2.機械の丸状器の上に計量した砂糖とコーヒー牛乳を入れて、

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ざらざら感がなくなるまでヘラで混ぜ合わせる。

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混ざったら機械の電源をいれて、冷やしていく。固まってくると液状からなめらかな感触にかわり・・・

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段々とそぼろ状の細かい塊ができてくる。

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3.そぼろ状態の塊ができ始めたら真ん中にかき集める。

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それをまた平たくヘラで延ばしていき、

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また真ん中にかき集める。

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ここまでの工程を1連の流れとして、計3セット続けて行う。

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工程を繰り返し時間が経ってくると、男の力でもかき集めるのが大変なくらい、ガチガチに固まってくる。

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4.最後に冷えてまんべんなく固まったシャーベット状のコーヒー牛乳をすくいコーンの上にのせて完成!

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完成しました!オリジナルシャーベット!!

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10:00 ~17:30
無休(バーベキュー広場は火曜休、レストランは土日のみ営業)

道の駅 長門峡

特産品の阿東和牛が唯一入手できる道の駅。

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平成9年にオープンした道の駅。魅力は阿東和牛のお肉が直売で購入できること。

構内にはお土産コーナーや、ゆっくりできるお食事処もあり。

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阿東和牛の特徴は脂身があまくておいしい。すき焼きや牛丼などによく合う。

値段は高いイメージがあるが、通常の国産牛と同額程度。ランクはA4。福岡や広島から買いに来られる方も多い。

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塚本さんが駅長になって3年になる。いきさつはご主人が阿東町で農業を始めることになり、宇部から移住したことがきっかけ。1日の仕事の流れとしては、インフォメーションでの情報発信。観光客に情報提供や施設の管理。各テナントさんとの情報共有など。他の道の駅とも交流が強く山口市内の道の駅はほとんどつながりがあり仲が良いので、情報共有している。例えば年間行事やスタンプラリー、特産品をどのように販売していくか?などを話し合っている。就任してからは苦労の連続で草刈り機の使い方がわからなかったり、地元の方の名前が覚えられないなどあったが、今は地域交流の場として地元の方々にもよくしてもらっている。

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これからの目標や課題は地元の特産品をうまくPRしていろんな方々に来てもらうことです。任期は来年の3月までで終わるので、それまでにできる限りのことは実現したいです。主人は長門峡で二十世紀梨の栽培をしているため、こちらの駅でも販売しています。相乗効果で一緒に盛り上げていけるようにしたいと思っています。

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道の駅の裏手には峡谷を流れる小川が広がっている。のんびりできる休憩所もあり

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夏は川遊び、秋の紅葉時期には木々が色着く最高のロケーション。

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奥の峡谷にある散歩コースは絶景でオススメ!

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情報案内コーナー・特産品コーナー/9:30~18:00、
お食事処 長門峡/9:30~15:00(ラストオーダー14:30)
休日 毎月第2火曜日

純味(じゅんみ)

絶品ぞうすいが人気!多種メニューを取り揃えた、ぞうすいの専門店。

山口市内から国道9号線沿いに長門峡方面へ向かう途中、左手に見えてくる青い『ぞうすい専門店』の看板が目印。ランチ時などは店外に行列ができていることも多い。

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お店は創業31年、来年の5月で丸32年となる。元々は米澤さんのお母さまが経営されていた一般的な定食食堂だった。ある時に雑炊を提供したお客様から非常に好評を頂き、専門店に切り替え人気店となる。週末になると家族連れやカップル、ご年配の方など幅広い層に支持を受けている。

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<オススメのメニュー>

■よくばりぞうすい(人気No.1)
(蟹の爪、帆立の貝柱、海老、あさり、鮭が入っているぞうすい。) ※魚介は鳥取県境港産!

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贅沢に蟹をいただく、至福のとき♪蟹の爪が2個まるごと入っている。

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他にもあさりやほたて貝柱など、具だくさんでボリューム満点だけどあっさりして食べやすい!

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■豆乳ぞうすい
(あさり、えびが入ったクリーミーなぞうすい。たらこや、粗挽きコショウを別々に取り皿に入れ、3種の味を楽しめる。)

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そのまま食べてももちろん美味しいが、粗挽きコショウをかけてスパイシーに!

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付け合わせのたらこを混ぜて食べると、更に味が変わって美味しくなる。

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お椀にたらこを入れ、上からぞうすいをかけてお椀で混ぜ合わせて食べる。

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店内には米澤さんのお母さまが趣味でコレクションされている各国の珍しい人形、茶器や陶器が至る所に飾られている。

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■店主 米澤さん

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よくばり雑炊がうちの人気メニューです。女性に人気のもので言えば豆乳ぞうすいもオススメです。たらこ、あらびきこしょうを別々の取り皿にいれてベースの豆乳含め、3 種類の味を楽しめます。イメージ的にはクラムチャウダーに近い感じの味です。ベースはかつおだしで仕上げていますので、あっさりしていて食べやすいと思います。

11:00 ~19:40(ラストオーダー) 20:00閉店
水曜定休日(祝日の場合は営業)